隣人
小さいころの映画体験はなかなか強烈な印象を残すけども、そのうちのひとつが、平成ガメラシリーズ。
大人になって思い返すと、『ガメラ3 邪神覚醒』は
はじめて「ぬらぬら光るものの不気味さと魅力(エロチックさ、が近いかも)」を知った映画だった。
あーんかっこいい。怪獣映画がまだ生きている時代に子供でいられて、ほんとによかった。
なぜこんなことを書いたかというと、さいきん平成ガメラシリーズを観て、
はじめて「ガメラって弱いんだ、弱いのに血を流しながら戦いつづけるのか、それがガメラのすごさか!」と気づいたからでした。
子供時代に観た映画って、影響力は強いけれど、解釈や記憶は曖昧なのね。
大学生までは「ガメラって強くて優しくて困ったときに来てくれて最高だし彼氏にしたい」と思っていた。
追記:この記事を書いたあと、また観なおしたら、これって災害なんだと思った。
ここ数年おきている災害にすべてなぞれたので、心底ぞっとした。
あと、イリスと交感して取り込まれてしまう少女、
彼女にとっての交感とは=心でつながっていること、だ。
だけどイリスからしてみれば、彼女が求めている精神的な絆などありえず、
自分がより強くなるために利用しているだけ。
関係の不成立という問題が、怪獣・人間というまったく異質な対象だからこそ、
えげつないほど浮きぼりにされていて、おもしろいなあと思った。
興奮しすぎて脱線しすぎました。
この話は狛犬と関係ないし、今回の記事も、そもそも狛犬と関係ない。
今回は、狛犬のそばにいた方々、「隣人」と呼んでいる彼らをご紹介!
もちろんすべて神社のなかにいるよ。
たぬき
天狗
布袋さん?
そして…
などなど。
このあたりは、なにがなんだか全くわかっていない。教えて物知りさん!
小さいころ、つながりでこの曲。
大人になってから「おや、どこかで聴いたことある…」と親に訊ねてみたら、ベスト盤を実家でよくかけていたのだそうだ。
リラックスしたいときによく聴く。
Hall & Oates:Out Of Touch(1984)