噛む飼い犬より噛まない狛犬

このごろは飼い犬とも仲がいいよ

Halloween

きょうはなんの日?

映画『ハロウィン』でおなじみ、マイケル・マイヤーズの日でございますね!

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いちゃつくカップルを討伐したあと、電話ごしの妹の声にドキドキしている変態お兄ちゃんの図。

 

シリーズ作品がたくさんあるなかで、「わが心のマイケル・マイヤーズ」ご紹介してよいですか、この3つ。

1.ジョン・カーペンター監督『ハロウィン』(1978)

2.ロブ・ゾンビ監督『ハロウィン』(2007)

3.ロブ・ゾンビ監督『ハロウィンⅡ』(2009)

        ロブ・ゾンビの映画すきなんだもん

 

こちら、ジョン・カーペンターの『ハロウィン』より。

首をかしげるお兄ちゃん。しびれる。

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ひたすら家族を殺したい、狂った執着ここに極まるマイケル・マイヤーズ。

劇中ではひたすら妹をストーキングしている変態だけど、なぜかスマート、セクシーにみえる瞬間がある。

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音もなくおきあがるお兄ちゃん。しびれる。

 

ロブ・ゾンビ版では、かれの生い立ち、家族との関係が色濃く映され、因果や宿命がつよくえがかれる。

「マスクが誰の手をわたっていくか」「マイケルの殺しかたがどう変わっていくか」

そんなことまで丁寧に撮りながら、かれを人間として、生々しく剥く。あのすてきに悪趣味な演出で!

 

マイケルに心惹かれるのは、理解しがたさと共感、という相反する感情をいだけるからなんだろうなあ。

※この3作品以外は、やたら派手な殺人をしたり、牢屋にいれられたり(似あわない)、姪とテレパシーでつながっちゃったり、宗教団体がでてきちゃったりするので、別のひとの物語として楽しむようにしている。

『ハロウィンH20』は、ジョシュ・ハートネットやジョセフ・ゴードン=レヴィット、ミシェル・ウィリアムズジャネット・リーなどやたら豪華なキャスト、かつ20年ごしの兄妹げんかが見どころたっぷり(ジェイミー・リー・カーティスがキレキレ)で、ややおすすめ。監督は『13日の金曜日2』のスティーヴ・マイナー。

 

おっと、これからが本題のはずなのに、変態お兄ちゃんにうつつをぬかしすぎた。

今回も地元の巻、お稲荷さんを愛でよう!

まずは、この神社から。

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まゆげが童話っぽくていい雰囲気をだしている。つまさきのしなやかさも、見逃してはいけない。

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にんまりした口許。上品な、なごむ表情だ。

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お相手も、すらっとお行儀のよい姿勢。こういうたおやかさは、狛犬ではむずかしい、きつねならではだね。

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いちど首がおちたんだ。

 

つぎの神社はこちら。

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手前に供えてあるまるいのは、栗。この近所の神社にもおいてあった。

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すべすべしている。後ろ足が、かえるみたいに細く柔らかく曲げられていて、チャーミングだ。

(さっきのきつねとくらべると、わかりやすい。)

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そして、このしっぽ! まるで風船のように、ぽってりふくらんでいる。

さわりごこちよさそう、お家でひねもすなでなでしていた~い!

 

さらに、かれらの後ろにいる、きわめつけの1対。

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きゃわいい! きゃわいすぎる~! 笑ってる~!

ああ、かわいい。垂れ目がたまらん。しあわせ。たまらん。

 

 

これで帰郷編はおわり、おつきあいありがとうございました!

きつねの写真がたまってきていたので、つぎも、きつね特集かもしれません。

 

 

 

Susanne Sundfør:Turkish Delight(2010)

ノルウェーのアーティストで、Björkのバックボーカルもつとめていたらしい。めっちゃかっこいい!